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2026.03.2019:01

Comments on the production:霧傷(Visualizer)

Comments from:原口沙輔


・楽曲の世界観
美しい物とは繊細且つ壊れやすい。
寧ろそのほぼヒビが入るかどうか、壊れかけている様すら美しく、逆に最大限力強く魅せている時がある。
時には裂けてしまうか、しまわないかギリギリの瞬間であり、それは傷口のようである。
空気に傷が付くというのは想像し難いが、霧というある意味空気が可視化された状態で、分断されたり、冷た過ぎて凍ってしまったり、それが氷の破片となって落ちてくる様が、紛いにも美しいと感じてしまったりする。
大体そういった物が見られるのは持続的ではなくて、一瞬の事が多い。無常観。
傷口はずっと傷口ではなくいつか治癒して見えなくなる。

人ほどストレートではない、少し曲がった形で美を捉えてしまう、という曲です。(その為少し歪な音や突発的な音が多いです。)
そんな自分が少し気に食わない(醜いな)と思ってしまうというオチで締めています。


・コンセプト
梓川さんの声に焦点を当てています。
彼の声がどういった具合に素晴らしいか、可能な限り例えてみています。
その為、楽曲の世界観における"美しい物"という説明は比喩です。
結果的には彼の声について語った曲です。


・楽曲タイトルの由来
楽曲の世界観より、
"空気に傷が付くというのは想像し難いが、霧というある意味空気が可視化された状態で、分断されたり、冷た過ぎて凍ってしまったり、それが氷の破片となって落ちてくる様が、紛いにも美しいと感じてしまったりする。"
という部分から、
"霧に付いた傷のように美しい様"という意味合いで、霧傷という言葉にまとめています。


サビの英語詞の部分

ALL HUMAN BE SL ICE R
全ての人は何かを傷つけてそれを美しいとしていく物かもしれない、という。
少し飛んだ発想ですが、そういった投げかけです。

SL ICE Rが何故分かれているかというと、SLICERの中のICEの部分を強調したいからですね。
この曲の中では度々氷に関する比喩が出てきますから、SL ICE Rとする事で霧傷の英訳としています。(霧が凍ってひびが入る曲な為、氷=霧 スライス=傷 (この場合自傷行為的な意味合いは全くもって無い。)

因みに元々デモ段階のタイトルがSL ICE Rでした。

制作メモ一覧